ノーベル経済学賞受賞  ジョエル・モキイア教授著作のご案内です。 #ノーベル経済学賞 #イノベーション主導の成長解明

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ノーベル経済学賞受賞  ジョエル・モキイア教授著作のご案内です。

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※ご注意 2004年11月刊行すみ
Mokyr, Joel 

アテナの贈物: 

知識経済の歴史的起源

The Gifts of Athena –

Historical Origins of the Knowledge Economy

ISBN:978-0-691-12013-3/Princeton University Press
*価格は生協店舗にお尋ねください。海外からの仕入れのため為替レートの変動により価格は代わります。

過去200年間における技術的・科学的知識の成長は、世界の経済・社会史において最も重要な動的要素となってきました。その成果は、今日ではしばしば「知識経済」と呼ばれています。しかし、この革命の歴史的起源とは何か、そしてそのメカニズムはどのようなものだったのでしょうか?

『The Gifts of Athena』において、ジョエル・モキイアは「有用な知識」という概念を分析するための独自の枠組みを構築しています。彼は、近代西洋における過去200年間の急激な成長は、新しい技術的アイデアの出現だけでなく、それらのアイデアへの社会全体のアクセスが改善されたことによってもたらされたと主張します

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上記洋書の和訳は、名古屋大学出版会 知識経済の形成産業革命から情報化社会まで として刊行中 です。
 
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※ご注意 2019年9月刊行済
ジョエル・モキイア

知識経済の形成:産業革命から情報化社会まで

名古屋大学出版会 / 5940円(本体5400円+税)

ISBN:9784815809577

成長やイノベーションを持続させるものは何か。「有用な知識」を軸に科学・技術と経済の歴史を架橋し、新たなパースペクティヴを拓いた注目の書、待望の邦訳。

第1章 技術と人間の知識の問題
第2章 産業啓蒙主義―経済発展の根源
第3章 産業革命とそれを越えて
第4章 技術と工場制
第5章 知識、健康、家庭
第6章 知識の政治経済学―経済史におけるイノベーションとそれに対する抵抗
第7章 制度、知識、経済成長

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※ご注意 2018年6月刊行すみ

Mokyr, Joel 

成長の文化:近代経済の起源

A Culture of Growth:

The Origins of the Modern Economy

ISBN:9780691180960/Princeton University Press
*価格は生協店舗にお尋ねください。海外からの仕入れのため為替レートの変動により価格は代わります。

18世紀後半、ヨーロッパでの革新が産業革命を引き起こし、世界中に広がる持続的な経済成長をもたらしました。産業革命の詳細については多く語られてきましたが、なぜそれがそもそも起こったのかは依然として謎です。なぜこの革命は西洋で始まり、他の地域では起こらなかったのか?そして、なぜそれが継続し、今日の前例のない繁栄につながったのか?

経済史の第一人者ジョエル・モキイアは、本書で「成長の文化」が近代初期のヨーロッパ、特に啓蒙時代に特有のものであり、それが科学的進歩と革新的な発明の土台となり、爆発的な技術革新と経済発展を引き起こしたと主張します。経済学、科学技術史、文化進化モデルを融合させながら、モキイアは「文化」すなわち社会の信念、価値観、嗜好が行動を変える力を持つが社会変革の決定的要因であったことを示します。

彼は1500年から1700年の時代に注目し、政治的に分裂したヨーロッパが「アイデアの市場」として機能し、自然の秘密を探求する意欲を育んだことを示します。同時に、「文の共和国」と呼ばれる国境を越えた知識人コミュニティが、自由にアイデアや著作を流通・共有していました。この政治的分裂と知的環境の支援が、なぜ産業革命がヨーロッパで起こり、中国では起こらなかったのかを説明します。中国でも技術や知的活動の水準は高かったものの、啓蒙思想は支配層によって管理されていたのです。

経済学と文化進化の視点を組み合わせることで、『A Culture of Growth』は、コロンブスからニュートンまでのわずか200年間に、現代経済の基盤が築かれた理由を鮮やかに解き明かします。

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