模擬授業 その効果と活用

模擬授業 その効果と活用

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出版社
さくら社
著者名
野口芳宏
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2024年12月
判型
A5
ISBN
9784908983634

模擬授業とは授業上達への王道にして、最良の近道!

極めて具体的、直接的な行為、行動によって授業の技法を伝える方法です。

その開発者にして超一流の実践者である著者が、初めて詳らかにする模擬授業のすべて。



「先生方に「授業の話」をするだけでなく、先生方を相手にして、「授業をする」と分かりやすい。先生方への模擬授業は画期的な指導の方法だと思った。これが私の模擬授業の発祥である。。この時点では模擬授業とは呼ばずに「立体授業解説」と呼んでいた。」(本書p.13「模擬授業前史」より)



「模擬授業というのは、要するに先生方を子供に見立てて授業をすることである。あるいは、先生方に子供になったつもりで授業を受けてもらう方法である。/しかし、先生方は先生であって子供ではない。子供になんかなれっこない。そこで私は、模擬授業をするに当たっては先生方にいつも次のようなことをお願いしている。

1 むりに子供になろうとしないでください。自分の力いっぱいの考えをし、力いっぱいの発言をしてください。

2 子供だったら、などとは考えないでください。そういう「子供のふり」をしないで、一人の人間として力いっぱい授業を受けてください。

3 つとめてひねくれずに、素直な気持ちで授業を受けてください。自分に忠実になることが一番大切です。

 要するに、先入観や使命感や義務感を捨てて、一人の平凡な人間に立ち返って授業を受けて欲しいということだ。そうすることによって、より純粋に授業を受ける子供の立場に近づき得るわけだ。」(本書p.15 「模擬授業に際してのお願い」より)

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