日本中世の貨幣と信用・流通

日本中世の貨幣と信用・流通

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出版社
吉川弘文館
著者名
伊藤啓介
価格
8,800円(本体8,000円+税)
発行年月
2024年12月
判型
B5
ISBN
9784642029926

中世前期の貨幣経済の実態を、貨幣政策、為替・信用、商業流通から検討。渡来銭の朝廷財政への影響をはじめ、支払いや資本蓄積での渡来銭の利用開始、割符による遠隔地取引のしくみ、京と各地の荘園をめぐる物資の流れを精査し、貨幣経済・商品経済の発展を見通す。流通と飢饉との関係にもふれ、渡来銭の受容が社会に与えた影響を総体的に捉える。

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