最後の陰陽師とその妻

メディアワークス文庫

最後の陰陽師とその妻

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出版社
KADOKAWA
著者名
峰守ひろかず
価格
759円(本体690円+税)
発行年月
2024年11月
判型
文庫
ISBN
9784049160376

天涯孤独の身であり怪異が見える千曳泉は、「知人の嫁にぜひ」という突然の手紙に導かれ、上京する。そこで出会ったのは、怪異と戦う美しい青年・比良坂拝音。
彼は帝都を守護する最後の陰陽師であり、泉の結婚相手だった。
新婚生活の中で、無愛想ながらも泉の力を認め寄り添う拝音。特異な目を持つが故の孤独を抱えていた泉はその優しさに触れ、二人の距離は次第に近づいていく。
しかし、この結婚には国の命運をかけたある秘密が隠されていて――。
神話より結ばれし二人の、不器用な愛と絆の物語。

【登場人物】
・比良坂拝音(ひらさかはいね)
陸軍で特任顧問を務め、帝都最後の陰陽師として怪異を滅する任を担う。
日本人離れした美貌の持ち主。

・千曳 泉(ちびきいずみ)
天涯孤独の身であり、怪異を見ることができる”神照目”を持つ少女。
島根から上京してきた。内気な性格だが、芯は強い。

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