家族写真の歴史民俗学

家族写真の歴史民俗学

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出版社
ミネルヴァ書房
著者名
川村邦光
価格
4,180円(本体3,800円+税)
発行年月
2024年12月
判型
B5
ISBN
9784623097685

これまで記念的に撮影される「家族写真」の多くは画一的で凡庸と見なされ、写真史や美術史においては注目されてこなかった。一方で、近年では災害や社会不安が続くなか、家族の記録や絆の象徴としての意義を再評価する向きもあり、家族史やジェンダー論の研究の進展から、新たな視点でも関心が高まっている。本書では、一九世紀から現代に至るまでの家族写真の構図や撮影された背景を分析し、社会における家族の表象、また個人が過去や死者と向き合う際のよすがとしての「家族写真」を再考する。?

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