【自身の運動器機能にどう向き合い・改善させるか?セルフチェック&改善運動の有益なツールとなる「Koji Awareness」を医療者・スポーツ指導者向けにレクチャー!】
現・スポーツ庁の室伏広治長官が研究を通じて開発した運動器機能のセルフチェック&改善運動ツール「Koji Awareness」を医療者・スポーツ指導者向けに解説した1冊.
「Koji Awareness」はアスリートのみならず,日常生活の中で身体のバランスを保ちより快適に過ごしたい方々に対して,特別な道具を使用せず,自身の身体を自ら測定し,その機能を総合的かつ定量的に点数化するメソッド.本ツールは各部位の11個の評価項目から構成され,減点のあった項目は,対応する12の改善運動に導かれる構成となっている.
また,「Koji Awareness」を用いた先行研究成果や地域医療・スポーツ現場での実践についてもまとめられている.
≪主要目次≫
〓1章 総論──運動機能とは?
Koji Awarenessを作成した経緯
〓2章 運動機能の評価
運動器機能評価──Koji Awarenessスクリーニングテストの特徴
評価1 頚部の可動性
評価2 肩関節の可動性
評価3 肩甲骨の可動性
評価4 胸椎の可動性
評価5 上半身の筋力
評価6 股関節の可動性
評価7 股関節と脊椎の可動性
評価8 上半身と下半身の可動性とバランス
評価9 体幹部の筋力
評価10 下半身の筋力
評価11 足関節の可動性
〓3章 運動機能への介入
改善運動の特徴
改善運動1 弓矢のポーズ
改善運動2 パイソンスクイーズ
改善運動3 ウォールリバースプッシュ
改善運動4 ウォールエンジェルスライダー
改善運動5 フラメンコ胸郭回旋
改善運動6 ウエイトシフト ウォールプッシュ
改善運動7 横坐りからの立ち上がり
改善運動8 ウエイトシフト スクワット
改善運動9 ストレートレッグ ローワリング
改善運動10 片脚スクワット
改善運動11 ストレートレッグ ローワリング45 ほか
Koji Awarenessアプリの紹介
〓4章 研究成果と実践例
実践例1 ランニング障害の発生とKoji Awarenessの関連─大学駅伝チームにおける前向きコホート研究─
実践例2 Koji Awarenessの健康増進への活用─東川町Studyの一例─
実践例3 大学野球選手に対する運動介入前後のKoji Awarenessの変化
実践例4 東京医科歯科大学の研究:痛み・FMS・介入
実践例5 ロコモティブシンドロームとKoji Awarenessとの関連─運動器検診の必要性について─
おわりに
Koji AwarenessのQ&A
おわりに
索引
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。