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何者かによって
”球”がこの地上に投げ入れられた。
情報を収集するために機能し、
姿をあらゆるものに変化させられる
その球体は死さえも超越する。
ある日、少年と出会い、そして別れる。
光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……
刺激に満ちたこの世界を彷徨う
永遠の旅が始まった。
これは自分を獲得していく物語。
垣間見えた、カイバラの天上本社の実態。そこに巣食うのは、飼い慣らされたはずのノッカー達だった。人類は彼らにカイバラを通して支配されていたことが判明する。一方でエイベルは不治の病に倒れ、彼の望みを叶えるためにも自分の真実を見つけ出すためにも、人形はフシと共に研究所の跡地へと向かう。壊滅し封鎖されているはずであったその扉を開けると、そこに広がっていた光景は人形を揺るがすものであった。明らかになる人形と32番の、そしてエイベルの関係とはーー。これは自分を自分と認める物語。
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