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大人の教養として知っておきたい数学史や数学者、数学が世界に与えた影響について、横開きの形で解説する「イラストでサクッと理解」シリーズの1冊。
■数学の発見が世界を動かした
エジプト、ギリシャ、ローマと、人類の文明の発展とともに発明・発見がなされ、広がっていった数学の世界。三角比を利用して作られた美しいピラミッド、記録のため各地で発明された数字、数学について語り合い、後世に伝える証明、天文学への利用、膨大な数の計算を容易にする対数など、歴史を動かした数学を解説します。
■私たちの想像を超える数学
時代が下るにつれ、数学は人間の想像を超えて発展を続けます。現実世界に舞台を限定しない非ユークリッド幾何学、コンピュータによる素数探求、無限とは何か? 見方によっては哲学的ともいえるこれらの問いですが、数学を歴史の流れで見ていけば、どのようにして人類がこれらの謎に行き当たり、解決していったのかを追体験できるでしょう。
■数学知識もざっくり解説
最後の5章では「数学史のための数学解説」として、「数と式」「幾何学」「指数対数」といった数学の分野別にその歴史をおさらいします。さらに、それらの理論が、暗号、化石の年代測定、AI、品質管理といった現代の私たちの生活に役立っていることを説明します。
【目次】
第1章 古代文明の数学
第2章 ヘレニズム時代から中世までの数学
第3章 近世の数学
第4章 近代・現代の数学
第5章 数学史のための数学解説
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