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【ひと目でわかるイラスト図解】
【うまく読めない、書けない、計算できない…】
学習障害(LD)とは、発達障害の一つです。読み書きや算数といった、学習の特定の分野で困りごとが起こります。
LDは幼児期では気づきにくく、たいていは小学校生活のなかで「みんなと同じようにできない」ということに直面して初めてわかります。うまくいかない状態が長引くほど、子どもは勉強が嫌になり、ひいては学校に行きたくなくなることもあります。だからこそ、早いうちに気づき、適切な支援につなげることが重要です。
LDの特性による困りごとは、アプローチのしかたで減らすことができます。勉強がうまくいかないのは、その方法が合っていないからです。
本書は、LDの基礎知識だけでなく、困りごとに合わせた工夫(アプローチ)も紹介しています。子どもの困りごとに「もしかしたら?」と思ったら、本書を手に取ってく
ださい。LDの理解と子どもを支えるために役立つ一冊です。
【主なポイント】
*学習障害(LD/SLD)は発達障害の一つ、知的な遅れではない
*「読む・書く」「計算・推論」「聞く・話す」など、苦手なことによってタイプが分かれる
*小学校に入学してから気づくことが多い
*ほかの発達障害のADHDやASDと併存することがある
*境界知能やギフテッドと併存する場合は困りごとが見えにくい
*通常学級で合理的配慮を受けるには
*学校でのサポートを本人、クラスメイトへどう伝えるか
*家庭での特訓や見守りは逆効果になることも
【本書の内容構成】
第1章 Q&A LDってなに? 気になること・知りたいこと
第2章 気づいてあげたい、学習面の困りごと
第3章 学校ではどんな支援が受けられる?
第4章 学校で学びやすくするには
第5章 家庭で親ができること
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