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◆自然史博物館員である執筆者たちが、収蔵資料(標本)について、取り扱いから作製法、保存の仕方まで丁寧に解説。
◆令和4年の博物館法改正によって努力義務化され、注目を集めている各種標本のデジタル化や、データベースの活用方法、アウトリーチについてもくわしく説明する。
【主な目次】
0章 自然史博物館と自然史標本―その特色と期待される役割の変化―
1章 自然史博物館における収蔵資料の種類
1.1 化石
1.2 岩石,鉱物など
1.3 植物
1.4 昆虫
1.5 無脊椎動物(昆虫以外)
1.6 魚類
1.7 脊椎動物(魚類以外)
2章 自然史標本の作製方法
2.1 化石,プレパラート
2.2 岩石,鉱物など
2.3 植物
2.4 昆虫
2.5 無脊椎動物(昆虫以外)
2.6 魚類
2.7 脊椎動物(魚類以外)
3章 自然史標本の整理方法
3.1 化石
3.2 岩石,鉱物など
3.3 植物
3.4 昆虫
3.5 液浸標本(脊椎動物,無脊椎動物)
3.6 脊椎動物(乾燥標本)
4章 自然史資料の保存
4.1 地学系資料
4.2 生物系の乾燥標本
4.3 液浸標本
5章 自然史資料を見せる
5.1 展示
5.2 アウトリーチ
5.3 教育普及活動での活用
5.4 収蔵しながら見せる―魅せる収蔵庫―
6章 自然史標本を利用する
6.1 調査,研究
6.2 シンクタンク,レッドデータブック編纂
7章 自然史資料のデジタル化―標本画像撮影法―
7.0 資料デジタルアーカイブ作成上の留意点
7.1 化石の撮影方法
7.2 植物標本の撮影方法
7.3 昆虫標本の撮影方法
8章 自然史資料公開データベース
8.1 S-Net,GBIF,その他自然史資料に関するデータベース
8.2 jPaleoDB(日本古生物標本横断データベース)
8.3 昆虫類のデータベース
8.4 植生資料データベース―物理的に収蔵できない自然の姿を後世に伝える観察資料―
8.5 クモ類のデータベース
9章 自然史資料収蔵のための施設整備
9.1 自然史資料に必要な収蔵庫施設
9.2 資料収集の中長期計画
9.3 収蔵庫の管理計画
10章 自然史博物館の運営
10.1 館維持運営費と予算の内訳
10.2 自然史博物館における職種と組織体制
10.3 自然史博物館間の連携
10.4 博物館友の会,ボランティアなどとの連携
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