予約商品
1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
本書は、「社員1人ひとりと会社・組織をつなぐ」こと、「会社・組織が社員1人ひとりのキャリアの考えをまとめるために支援する」ことを狙いとしています。このため、さまざまなキャリア相談において、「具体的にどのように進めていくか」の例を数多く載せるとともに、その進め方の背景となったキャリア理論・カウンセリング理論を丁寧に説明します。理論を知ることは、単に1つのケースの対応例ではなく、さまざまな事例にも対応できることになり、実務面で役立ちます。
企業のキャリア支援者や人事の方だけではなく、企業領域以外のキャリアコンサルタント、人事部署でキャリアカウンセリング業務に就きたいと考えている有資格者や現在勉強中の方々、興味を持っている方々、さらには、部下のキャリアに直接向き合っている上司・マネジャーの方々にも参考になります。
第1章では、キャリア自律・自立の支援が必要になってきているのか、その状況や背景を簡単に概観し、環境変化の一つの例として「ジョブ型人事制度」と「学び直しリ・スキリング)」を取り上げています。
第2章、第3章、第4章が、中心部分となります。
第2章では具体的な11の事例を、第3章では対応の背景となるキャリア理論・カウンセリング理論を、そして第4章では、キャリアカウンセリングに役立つ基礎知識をまとめて解説しています。理論を踏まえたアプローチを行うことで、再現性の高いキャリア支援が可能となります。
第5章では、企業内でキャリア支援を担うことを期待されている人事担当者、社内キャリア相談室やキャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)について、まとめています。職業能力開発促進法においてもその役割が示されていますが、特に企業内でのキャリア支援の主体と期待をされているキャリアカウンセラーについてその育成法も含めて説明します。
第6章では、実際の社員キャリア支援の現場において、とても重要な役割を担う「上司」を対象としました。現場でチームのマネジメントを担うマネジャー・上司が理解しておくと役立つ面談スキル力や実際の面談の流れについてまとめてあります。「部下のキャリア面談」に際しての参考になる他、「キャリア自律」を進める人事のしくみを簡単に説明してあります。
第7章では、「面」の支援としてのキャリア研修・プログラムについて、研修後のフォロー面談のポイントやキャリアステージに応じた「キャリア研修」についてまとめています。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。