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わたしの神聖なる女友だち

集英社新書

わたしの神聖なる女友だち

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出版社
集英社
著者名
四方田犬彦
価格
1,210円(本体1,100円+税)
発行年月
2024年12月
判型
B40
ISBN
9784087213447

「男は女のどこに学び、どこに敬意を抱きつつ、自分を造り上げていくのだろうか。花火のような恋愛とはまったく違った形で、両者は純粋な信頼関係を生きることができるだろうか。わたしはこうした問いを前に、自分がこれまでに出逢った女性の友人たちのことを考えている」(本文より)
昭和の大女優、世界的な革命家、学者、作家、漫画家、陶芸家、『痴人の愛』のナオミのモデル……。著者の記憶を綴る本書は、各領域で先駆者として生きた女性たちの貴重な記録でもある。

◆本書に登場する「神聖なる女ともだち」(登場順)
佐伯順子(比較文化学者)、宮田まり子(人類学者)、カズコ・ホーキ(ミュージシャン)、川喜多和子(映画配給者)、岡田史子(漫画家)、弥永徒史子(比較文学者)、真穂ちゃん(高校生)、若桑みどり(美術史学者)、合田佐和子(画家)、如月小春(演出家)、生田梨乃(詩人)、岡崎京子(漫画家)、四代徳田八十吉(陶芸家)、李香蘭/山口淑子(女優、政治家)、山田せつ子(舞踏家)、伊藤比呂美(詩人)、重信房子(革命家)、鷺沢萠(作家)、矢川澄子(作家)、岡田茉莉子(女優)、葉山三千子(女優)、水原紫苑(歌人)、寮美千子(作家)、ヨンシル(翻訳家)、神藏美子(写真家)、石井睦美(作家)


【著者略歴】
四方田犬彦(よもた いぬひこ)
映画誌・比較文学研究家。
エッセイスト。詩人。
東京大学にて宗教学を、同大学院にて比較文学を専攻。
長らく明治学院大学教授として映画史の教鞭をとり、現在は文筆に専念。
著書に『パゾリーニ』『親鸞への接近』『われらが〈無意識〉なる韓国』『日本映画史110年』『世界の凋落を見つめて』など、詩集に『わが煉獄』、翻訳に『パゾリーニ詩集』がある。
サントリー学芸賞、伊藤整文学賞、桑原武夫学芸賞、芸術選奨文部科学大臣賞など受賞多数。

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