炎芸術 No.160(2024冬)

特集:よみがえる黄瀬戸

炎芸術

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出版社
阿部出版
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2024年11月
判型
A4
ISBN
9784872426359

特集 よみがえる黄瀬戸



黄金に輝くようなやきもの「黄瀬戸」は、桃山時代の美濃で、わずかな期間しか作られなかった。同じく桃山時代に作られた「志野」や「織部」が歪みを持った造形で器種も多彩である一方、黄瀬戸は鉦鉢や向付といった食の器が中心で、形も端正である。手本となる本歌の種類が少なく、約束事が多いためだろうか、黄瀬戸を制作する現代作家は少ない。しかしだからこそ、黄瀬戸の魅力、本質をどう捉え、いかに自分らしく表現するか、作家の創造力が問われる。本特集では、今後を担う1960~80年代生まれの作家を通して、令和によみがえる黄瀬戸の魅力に迫っていく。

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