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2023年に急逝した法社会学者・河合幹雄。2011年から亡くなる前年まで寄稿し続けた社会事件についての思索・考察をまとめた一冊。東日本大震災からオウム事件の結審,相模原障害者施設殺傷事件,座間殺人事件,森友学園事件,カルロス・ゴーン,統一教会の問題など,日本を揺るがすさまざまな事件が起きてきた。社会のあり方が大きく変わる時期に法社会学者は何を考えてきたのか。社会の闇と法の接点を考察する。
「まえがき」大澤真幸(社会学者)
「あとがき」河合俊雄(臨床心理学者)
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