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極限のどんでん返しが続く、劇薬ミステリ。
とある業者が誘う、「死にたい」という願望の先の、驚愕の結末。
極限のどんでん返しに翻弄される、息もつかせぬ“劇薬“ミステリー。
雇っていたバイトが自殺未遂し、周囲の態度と激務に苦悩するコンビニの雇われ店長。
愛する人のため、一刻も早く行方不明になりたいと言う女。
蝶のコレクションをふさわしい人に譲ってから、蝶の毒で死にたいマニアの男。
保険金がほしい元半グレの居酒屋店主。
赴任先の同僚から日常的に性暴力を受けるようになってしまった女性教師。
「死にきれないあなたのお手伝いをいたします」
死を望む者のもとにどこからともなく届けられる白いカードは、自称「自殺幇助業者」への連絡手段。
そこにある二次元コードは人々を、そして業者自身をも、思わぬ結末へと導いていく。
【編集担当からのおすすめ情報】
このミステリーがすごい!大賞を受賞しデビュー、
「狩野雷太」シリーズで日本推理作家協会賞〈短編部門〉を受賞、
近刊『少女マクベス』も話題沸騰の注目ミステリ作家・降田天さん。
どんでん返しの名手による、生きるか死ぬか、極限の選択を出発点にした5つの連作短編集です。
ところで、自称自殺幇助業者である「有限会社さんず」の依頼フォームには、なぜか「好きな食べ物」を入力する欄があります。
この質問が依頼にどう影響するのか……本編をどうぞお楽しみください。
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