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その戦略方針、現場は自分事化できていますか?
事業成長のカギは「みんなで創る戦略」にあった!
組織力を120%、150%引き出す驚きの「会議」とは
企業経営者や組織のリーダーであれば、誰もが事業を成長させたいと考えています。しかし、肝心の事業戦略自体、社長や担当役員、あるいは経営企画部門や外部コンサルタントなどが"上"から与えられるケースが多く、現場の社員が「自分事化」できていないのが実情です。これでは戦略を的確に遂行する組織がつくれなかったり、メンバーのモチベーションを高めたりするのは困難だと言わざるを得ません。実際、そうした「上から与えた戦略では機能しない」と悩んでいる経営者が多いのです。
その解決策が「会議」だと聞いたら、どう思いますか。もちろん、ただの会議ではありません。カギは「戦略をみんなで創る」ことにあります。「自分たちの言葉で創った戦略」でなければ自分事化しないのです。なんだ、そんなことかと思うかもしれませんが、考えてみてください。大抵の人が"無駄な時間"と思っているような普段の会議を、活気あふれるクリエイティブな場に変えるのは並大抵のことではないことに気付くはずです。それを実現するためには、「会議×戦略」の専門的な知見やサポートが欠かせないのです。
本書は単なる会議のノウハウ本ではありません。いつもの会議を「創発の場」に変える、筆者独自の"魔法"がふんだんに盛り込まれています。これによって、多才で多彩なメンバー一人一人の魂に火を付け、組織力を100%以上に高め、現場の社員自らの知恵と言葉で創り上げた「自分たちの戦略」へと導くのです。さらにそれが組織に横連携をもたらし、統合された戦略の下で各施策が展開され、様々な関係者の心を動かしながら大きな成果へとつながるメカニズムについても解き明かしています。
筆者は博報堂でマーケティング部部長やチーフ戦略プランニングディレクター務め、20年以上、推定1万回・2万時間を超えるファシリテーター経験のあるベテラン戦略家です。現在も毎週のように日本全国、大小様々な企業の会議に参加し、現場の社員に伴走しながら戦略創り、組織づくりを支援しています。そんな筆者が初めて外部に向けて、「組織をゾーンに入れる会議」と「事業戦略創りの奥義」について余すところなく解説したのが本書です。また最後に、元早稲田大学ラグビー蹴球部監督・中竹竜二氏との特別対談「チームがゾーンに入る時~成果に導く組織風土とは~」も収録しています。
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