明治の芸術論争

明治の芸術論争

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出版社
勁草書房
著者名
西村清和
価格
4,950円(本体4,500円+税)
発行年月
2024年10月
判型
B5
ISBN
9784326800667

明治時代の芸術論争分析を通じ、作品に「芸術」の身分を授与するディスクール=「アートワールド」が日本に形成される過程を素描。

明治維新により西洋の文明・文化をすみやかに消化吸収することを至上命題とした明治日本の知識人にとって、西洋近代の芸術もまたそのように吸収し自己形成するべき文化領域であり、それは日本には存在しなかった西洋近代のアートワールドを自己のものとする企てであった。美学の見地から明治の芸術論争を分析、その過程を描き出す。

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