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老舗の菓子づくりの現場と職人技を大公開!
京都・祇園町の「鍵善良房」(通称:鍵善)は、江戸・享保年間から続く老舗の和菓子店です。
本書では、和三盆糖や葛など、日本の風土が生む稀少で上質な原材料の生産者や、それを用いて美しい和菓子をつくる職人の仕事ぶりを、多くの写真とともに紹介します。
また、菓子木型や菓子箱、包装紙に関わる職人やアーティストなど、鍵善の銘菓をあらゆる面から支える人々を軸に、伝統を守りつつ時代に合わせた変革と挑戦を続ける老舗の舞台裏をお見せします。
この本には、昔ながらの手仕事を大切にする職人の姿や、菓子に込めた店主の思いが詰まっています。和菓子ファン、京都ファン、手仕事ファン、伝統産業に関わる方々、そして日本文化を愛する方々の心に響く1冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
おすすめ1
和三盆糖や葛など、菓子の材料がつくられる現場を紹介!
おいしい菓子は上質な材料から。サトウキビの収穫や葛の精製など、普段目にすることのできない現場の様子を豊富な写真で紹介しています。
もちろん、それらの材料を使ったさまざまな菓子づくりの工程や職人の姿もお見せします。
おすすめ2
黒田辰秋、鈴木悦郎など鍵善を支えたアーティストにも注目
今も店内で使われている「大飾棚」や、かつての「くずきり用器」などを制作したのは、木漆工芸家の黒田辰秋。
画家の鈴木悦郎は、鍵善の包装紙や掛け紙、多くの菓子木型をデザインしました。
そんなアーティストたちと鍵善との関わりや、歴代の店主との交流も紹介しています。美術ファンにも興味深い逸話がいろいろ!
おすすめ3
四季折々の風物を映したかわいらしいお菓子が満載!
鍵善の銘菓「園の賑い」や「ひな菓子」に入る落雁などの干菓子や半生菓子をたっぷり紹介。
また、鈴木悦郎がデザインした菓子をすべて原寸大で掲載したページも。
どれも愛らしくて、見ていて幸せな気持ちになれます!
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