昭和百年を目前に

昭和百年を目前に

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出版社
鳥影社
著者名
丸山一男
価格
1,320円(本体1,200円+税)
発行年月
2024年10月
判型
四六判
ISBN
9784867821190

昭和の記憶と体験を後世へ

日米開戦の二ヵ月前に生まれ、激動の昭和を走り抜けた、元建築技術者による人生の記録。工事、設計、開発企画、技術管理、営業などの業務から、家庭での夫として、父としての在り方、定年後に始めた絵画、彫刻、旅行などの趣味に至るまで、貴重な体験の数々を記し、後世へのメッセージとする。



私は開戦の二ヵ月前に横浜で生まれ、戦火を逃れて福島で過ごし、戦後六年目に上京、戦禍の跡がまだ生々しい東京で育ち大学の建築学科を卒業して建築技術者になった。昭和の戦後に育ち、教育を受け、就職して戦後の繁栄の担い手である猛烈サラリーマンの端くれとして働き、バブル崩壊までを走り抜けていた。バブル崩壊後も働いた後、趣味に明け暮れ八十歳まで過ごしてきたが、二〇二二年一月に脊髄梗塞という我が国では稀な病気に罹った。病院での入院生活中に自分の歩んできた経過を振り返るといろいろなことを思い出した。脈絡なく思い出す過去は平凡に生きたいと思いながら、決して平凡ではなかった。家庭では亭主と父親をやった訳だが子育ても妻と共に懸命にやった。そこで自分の生きて来た自分史を書いてみたいと思うようになった。(「はじめに」より)

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