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3年毎の改訂で,眼科疾患における治療指針と最新の情報を簡潔に提供.巻頭トピックスでは,話題のガイドライン,再生医療,AI診療,スマホ内斜視,萎縮型加齢黄斑変性の治療など,注目の10テーマをレビュー.各論では主要な眼疾患の治療を網羅し,コラムを豊富に掲載.日常診療のアップデートに欠かせない一冊.
【序文】
『眼科疾患最新の治療2025-2027』をお届けします.2013年に初版が発刊された本シリーズは,日々忙しくされている臨床の先生方が,診療の合間に目を通すことができるように,最新の治療を系統立ててコンパクトにお届けすることを目的に企画されています.最新の情報をお届けするため,3年ごとに改変を重ねてきており,本書で第5版となります.内容をアップデートするために,すべての項目で旧版とは異なる執筆者にお願いしています.各分野の専門家である執筆者の先生方には大変なご負担をお願いさせていただいていますが,おかげさまで版ごとに異なる趣の新鮮な内容とすることができました.
「巻頭トピックス」は,現在注目を集めている最新の話題を10項目取り上げ,オピニオンリーダーの先生にわかりやすく解説していただくコーナーですが,今回はガイドラインを中心に取り上げさせていただきました.近年,各学会を中心としてMindsに沿った最新版のガイドラインが次々と発表されてきていますので,ガイドライン作成の中心となられた先生方にわかりやすく解説していただいています.
「よくみる眼症候と鑑別診断」「主要疾患各論」のコーナーでは,前者はそのままの項目で,後者は最新の内容にマイナーチェンジを行っています.すべて異なる執筆者にまとめていただいていますので,同じ症候,疾患でも旧版とは異なる視点からの内容となっています.なかでも「役に立つ豆知識」,「治療の奥の手」,「治療トピック」のコラムは最新治療やコツが凝集されていますので,是非ともご参考にしてください.
巻頭に「鑑別疾患Quiz」として掲載している症例カラー写真も毎版刷新されていますので,旧版と合わせてご覧いただきますと豊富なアトラスとなり,実臨床において大変役立つのではないでしょうか.
最後になりましたが,ご多用にもかかわらず本書の執筆にご協力いただいた先生方には,心より御礼申し上げます.また本書の発行に向けてご尽力いただいた南江堂編集部の皆さまには心より感謝申し上げます.本書が日常の眼科診療のお役に立つことを心より願っております.
2024年11月
白石 敦
辻川明孝
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