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薩摩半島西岸や熊本県南端から北薩摩にかけて美しい日本の原風景の中を走り、昭和晩年に沿線住民に惜しまれながら廃線となった3つのローカル線の思い出を数多くの最終期のカラー写真で甦らせ、これに若干数の廃止後の写真を加えた。さらに私鉄であるがゆえに個性豊かで魅力溢れる南薩線について、現存する文書や業務資料類をあらためて調査しなおし、南薩鉄道と薩南中央鉄道の歴史と車輌導入・廃止の経過などに関して従来明らかにされていなかった多くの内容を記載した。巻末には南薩線に関して線路断面図・平面図、橋梁一覧を掲載し、さらに調査結果に基づいて車輌変遷一覧、駅設備変遷一覧などを新たに作成して、今後の調査研究や廃線跡めぐりに活用できるデータを提供している。本文と写真解説に多数のコラム記事を加えて多岐にわたる内容を盛り込み、歴史や車輌のみならず、路線計画の変更や列車運行などに加えて筆者がこだわった写真撮影や撮影機材などにも言及した。また山野線・宮之城線についても歴史や旅客列車の運行について概要を記載した。印象に残った自然の風景なども少数含めて写真488点(うち南薩線関連338点、山野線・宮之城線関連148点、14点以外はすべてカラー写真)に図表等135点を加えて、A4変形判フルカラー印刷で256ページに掲載。ほとんどのカラー写真はリバーサルフィルムによる撮影で、美しかった当時の鉄道風景の色彩をここに甦らせている。
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