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その夜、義宗帝は翠蘭に華封国の隠された成り立ちと秘密を語る。それは「華封は呪われている。呪詛の源は、霊廟のある池の下に埋められたこの国の始祖である龍の亡骸だ」という衝撃の事実だった。一方、皓皓党が反乱の狼煙を上げ、淑妃が秘密裏に作っていた火薬が入っていた壺が、何者かによって盗まれてしまう。義宗帝は翠蘭に火薬盗難事件を調べるよう要請する。戦火が後宮にも迫るなか、義宗帝と翠蘭はこの国にかけられた呪いを解くべく、奔走する……! 中華後宮ファンタジー怒濤の最終巻!
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