蔦屋重三郎

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出版社
平凡社
著者名
鈴木俊幸
価格
2,530円(本体2,300円+税)
発行年月
2024年10月
判型
A4変
ISBN
9784582923193

どうでぇ これが蔦重だ!!
時代の風雲児をビジュアルでたどる決定版。

江戸が経済都市に変貌する18世紀半ば。
変わりゆく時代が求めたかのように、蔦屋重三郎は現れた。
蔦重は時代の何を捉え、何を形作ったのか──。その生涯を追う。


《目次》
◎巻頭言 蔦屋重三郎を誉めたい 鈴木俊幸

◎第一章 「稀代の本屋」蔦屋重三郎の生涯
【蔦屋重三郎という生き方──時代を捉え、時代をつくる】 鈴木俊幸
一、新吉原に生い立つ──時代の色差し
二、吉原世界の一員として──吉原本と吉原細見
三、風を読み、風を起こす──当世本の出版
四、狂歌と戯作の江戸──日本橋通油町進出
五、風の変わり目──天明から寛政へ
六、書籍市場を耕す──読者層の変化、山東京伝という作名
七、書物問屋蔦屋重三郎──附、地本問屋仲間成立と浮世絵出版

・コラム 吉原の町歩きガイド『吉原細見』の読み方

◎第二章 「吉原」という世界
【蔦屋重三郎が編集した吉原】 田中優子
吉原遊郭の全貌/遊女たちの城 妓楼/吉原の隠語と「ありんす言葉」
吉原のしきたり/吉原の女たち/遊女の一生と階級/吉原で働く女性たち
遊女の一日/吉原遊女の一日/吉原の年中行事

◎第三章 蔦重が生み出したもの
【蔦屋重三郎のネットワーク】 田中優子
〈図解〉蔦屋重三郎の文化人ネットワーク
朋誠堂喜三二/恋川春町/大田南畝/宿屋飯盛/朱楽菅江/山東京伝
北尾重政/北尾政美/鱗形屋孫兵衛/鶴屋喜右衛門/西村屋与八
【浮世絵の新展開】 日野原健司
喜多川歌麿──新しい美人画の創造
東洲斎写楽──浮世絵界に残したインパクト

◎エッセイ
狂騒と倹約 蔦重が生きた二つの時代の空気  小林ふみ子
江戸時代の出版事情──版元と流通  松永瑠成
寛政の改革と地本問屋  湯浅淑子
蔦重と葛飾北斎  日野原健司
版元の才覚──ポスト蔦重の出版界  日野原健司

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