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地球環境問題の顕在化より遥か前、西欧世界で、自然と人間の関係を問うた歴史家がいた!
西欧歴史学において初めて虐げられてきた“女性”を歴史の対象とし、その役割を炙り出した『魔女』、多神教世界にも眼差しを向けた『人類の聖書』、残存する「中世」と先鋭化する「革命」のはざまで自由を求めて格闘する『フランス革命史』、動植物をはじめとする自然を歴史の中に読み込んだ『虫』『鳥』『海』『山』……。
全体史、感性の歴史の視座を獲得した「アナール派歴史学」の源流と言われ、“環境の中で生きる人間”を歴史学として作品化してきたミシュレ(1798-1874)。その数多くの邦訳を送り出してきた著者が、今こそ読まれるべきミシュレの思想をわかりやすく論じる。
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