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外資系金融機関での実務+政策当局での経験+アカデミックの3つの側面から独自に為替市場の構造や国際通貨システムを詳細に分析する市場関係者必携の専門書。
◆官・民・学それぞれの場所を経て長く外国為替の世界をみつめてきた著者が、実務家にとって真に必要な事項を徹底的に解説する「外国為替大全」。為替レートの決定理論、市場の構造、相場制度や介入等の為替政策、基軸通貨やCBDCなどについて、官民学の視点から追究した力作!
◆「為替の専門家」に求められるレベルの知識が一通り得られる1冊。為替業務が長い方はもちろん、金融機関の為替担当部署に配属された方、企業の財務部門で為替を担当する方など、為替業務にかかわる方必読の書。
◆学習院大学教授 清水順子氏 推薦!
【主要目次】
第1章 為替レートの決定理論:実務的アプローチ
・1 歴史的経緯
・2 フロー・アプローチ
・3 決定理論のビルディング・ブロック:購買力平価と金利平価
・4 為替レートと金利(金利差)の関係を再考する
・5 アセット・アプローチ
・6 ランダムウォークへの挑戦
・7 決定理論を巡る最近の動き
・8 為替の「ファンダメンタルズ」と誘導形モデル
・9 実務者の視点からの若干のコメント
・10 本章のポイント
第2章 外国為替市場の構造と決定理論への含意
・1 外国為替市場の概観
・2 BIS Central Bank Triennial Survey
・3 代替的なデータ
・4 国際収支と中長期のフロー
・5 グロスのフローとネットのフロー
・6 短期のフロー
・7 外国為替市場の全体像
・8 CLSデータを用いた円相場の実証分析
・9 本章のポイント
第3章 為替政策
・1 為替相場制度
・2 為替に関するさまざまな「選択」
・3 為替相場制度と通貨危機
・4 為替介入
・5 外貨準備
・6 国際協調
・7 本章のポイント
第4章 国際通貨システム
・1 「基軸通貨」の定義
・2 基軸通貨の変遷
・3 「人民元経済圏」の特定
・4 人民元は基軸通貨になれるのか? ドイツ・マルクおよびユーロとの比較
・5 中央銀行デジタル通貨(CBDC)と人民元国際化
・6 本章のポイント
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