オクシアーナへの道

オクシアーナへの道

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出版社
素粒社
著者名
ロバート・バイロン , 小川高義
価格
3,080円(本体2,800円+税)
発行年月
2024年10月
判型
四六判
ISBN
9784910413129

ブルース・チャトウィンが「聖典」と呼び、グレアム・グリーンやイーヴリン・ウォーが賞賛した戦間期の傑作紀行文学がついに本邦初訳。

ブルース・チャトウィンによる解説「アフガニスタン哀歌」を併録。



戦間期の1933年、才気煥発な20代の青年ロバート・バイロンは、イスラム建築の源流をもとめて、地中海からペルシャをめぐり、アフガニスタン北部〈オクシアーナ〉と呼ばれる地をめざす――

未だ見ぬ異国の美と精神への渇望につき動かされつつ、その地の風土・文化・人心を犀利な批評眼で描き切った旅の記録。



◎「ガーディアン」紙が選ぶオールタイムベストノンフィクション100



【推薦】

湿潤の日本を逃れて、この乾燥と砂の高地に行きたい。

荒い男たちがいて、遺跡があって、旅路の果てにヘラートの豪奢がある。

更に先、遂にオクサス川の水に身を浸す、アレクサンダー大王のように。

――池澤夏樹



戦間期において、小説には『ユリシーズ』があり、詩には『荒地』があったように、旅行記には『オクシアーナへの道』があった。

――ポール・ファッセル

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