『異界』より『神隠し』の存在を引き戻した出来事から三ヵ月──
不可解な文面のFAXが、木戸野の家に大量に送りつけられる。
それは『呪い』をかけるための魔術的手段だと空目は指摘する。
よくある悪戯だと取り合わず、心配する日下部も突き放してしまう木戸野。
しかし──
『もし送らなかったり』
『手順をひとつでも間違えれば』
『のろいが発動して』
『あなたはしぬ』
時を同じくして、学校内に野犬が出現したという噂が流れ始める。
校内に痕跡を残し、教師を噛んだその犬の姿を見た者はいない。
2つの異変は関連が示唆され、そして木戸野の目の前に現れたのは──
呪いに現実が侵食されていくような
伝奇ホラーの超傑作、第3巻。
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