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〈自由市場〉の世界史

〈自由市場〉の世界史

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出版社
作品社
著者名
ジェイコブ・ソール
価格
2,970円(本体2,700円+税)
発行年月
2024年12月
判型
46
ISBN
9784867930632

★ベストセラー『帳簿の世界史』著者、最新作!!★



〈自由〉な〈市場〉とは、人類が抱いた「夢」に過ぎないのか?

「見えざる手」のアダム・スミスから、更に遥か古代ローマに遡り、世界史の中で、人間と経済の根源を探求する壮大な旅。



「自由な市場は、「自由放任」ではなく、人間の手による絶えまない調整によって初めて実現する」――現代の概念を、長い歴史にルーツを持つものとして、魅力的なストーリーの中に描き出すことで知られる著者が、この逆説に挑む!



★「現在の政策論争に関して学ぶべきことがたくさんある。賛成の人も反対の人も、この重要な本から多くを学べるだろう。」――ローレンス・サマーズ(元米国財務長官)

★「タイムリーで学問に裏付けられた歴史……知識に裏打ちされた鋭い本。」――「フィナンシャル・タイムズ」紙

★「自由主義経済の伝統について、より視野の狭い従来的な説明に対する、豊かで価値のある解毒剤を提供してくれる。」 ――「ガーディアン」紙



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【目次】

序文――自由市場思想についての新たな起源の物語

第1章 キケロの夢

第2章 神の経済

第3章 中世市場メカニズムにおける神

第4章 フィレンツェの富とマキャヴェッリ的市場

第5章 イングランドの「国家による自由貿易」

第6章 オランダ共和国の自由と富

第7章 ジャン=バティスト・コルベールと国家が作る市場

第8章 太陽王の悪夢と自由市場の夢

第9章 惑星の運動とイングランド自由貿易の新世界

第10章 イギリスVSフランス――貿易戦争、債務、新たな楽園の夢

第11章 フランスの自然崇拝と啓蒙主義経済学の発明

第12章 自由市場VS自然

第13章 アダム・スミスと慈愛の自由貿易社会

第14章 自由市場帝国

第15章 徳の終焉――自由主義(リベラリズム)と自由至上主義(リバタリアニズム)

結び 権威主義的資本主義、民主主義、自由市場思想

謝辞/日本語版へのあとがき/原注/訳者あとがき

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