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★ベストセラー『帳簿の世界史』著者、最新作!!★
〈自由〉な〈市場〉とは、人類が抱いた「夢」に過ぎないのか?
「見えざる手」のアダム・スミスから、更に遥か古代ローマに遡り、世界史の中で、人間と経済の根源を探求する壮大な旅。
「自由な市場は、「自由放任」ではなく、人間の手による絶えまない調整によって初めて実現する」――現代の概念を、長い歴史にルーツを持つものとして、魅力的なストーリーの中に描き出すことで知られる著者が、この逆説に挑む!
★「現在の政策論争に関して学ぶべきことがたくさんある。賛成の人も反対の人も、この重要な本から多くを学べるだろう。」――ローレンス・サマーズ(元米国財務長官)
★「タイムリーで学問に裏付けられた歴史……知識に裏打ちされた鋭い本。」――「フィナンシャル・タイムズ」紙
★「自由主義経済の伝統について、より視野の狭い従来的な説明に対する、豊かで価値のある解毒剤を提供してくれる。」 ――「ガーディアン」紙
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【目次】
序文――自由市場思想についての新たな起源の物語
第1章 キケロの夢
第2章 神の経済
第3章 中世市場メカニズムにおける神
第4章 フィレンツェの富とマキャヴェッリ的市場
第5章 イングランドの「国家による自由貿易」
第6章 オランダ共和国の自由と富
第7章 ジャン=バティスト・コルベールと国家が作る市場
第8章 太陽王の悪夢と自由市場の夢
第9章 惑星の運動とイングランド自由貿易の新世界
第10章 イギリスVSフランス――貿易戦争、債務、新たな楽園の夢
第11章 フランスの自然崇拝と啓蒙主義経済学の発明
第12章 自由市場VS自然
第13章 アダム・スミスと慈愛の自由貿易社会
第14章 自由市場帝国
第15章 徳の終焉――自由主義(リベラリズム)と自由至上主義(リバタリアニズム)
結び 権威主義的資本主義、民主主義、自由市場思想
謝辞/日本語版へのあとがき/原注/訳者あとがき
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