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小牧・長久手合戦 秀吉と家康、天下分け目の真相

角川新書

小牧・長久手合戦 秀吉と家康、天下分け目の真相

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出版社
KADOKAWA
著者名
平山優
価格
1,210円(本体1,100円+税)
発行年月
2024年12月
判型
B40
ISBN
9784040824949

信長亡き後も続いた、織田家を頂点とする政権。しかし、次第に深まる内部分裂によって、織田家の筆頭にいた織田信雄と同盟者の徳川家康、織田家臣ながら有力者の羽柴秀吉による合戦が勃発した。秀吉政権を成立させ、さらに後の家康の天下取りの起点にもなった、真の「天下分け目の戦い」の全貌を、気鋭の歴史文学者が明かす。

【目次】
はじめに
序 章 本能寺の変と織田政権の動揺
第一章 「織田体制」の成立と再編
  一、清須会議と「織田体制」(「清須体制」)の成立
  二、「清須体制」の崩壊と「織田体制」の再編
第二章 小牧・長久手合戦始まる
  一、信雄と秀吉の断交
  二、熾烈な外交戦
  三、尾張・伊勢一向宗門徒の動向
  四、小牧山・楽田間の対陣と伊勢の戦局
第三章 濃尾平野の地形と両軍の布陣
  一、戦国期濃尾平野の景観復元
  二、二つの「尾州小牧陣図」を読み解く
  三、両軍の城砦と布陣
第四章 小牧・長久手合戦と周辺諸国
  一、緊迫する信濃情勢
  二、東美濃の攻防戦
  三、畿内の戦役
第五章 長久手合戦と戦局の転換
  一、長久手合戦
  二、戦線の拡大――尾張西部での合戦
  三、戦線の拡大――蟹江合戦
第六章 小牧・長久手合戦の終結と「織田体制」の崩壊
  一、信雄・秀吉の和睦と「織田体制」の崩壊
  二、関白政権の樹立と徳川家康
終 章 小牧・長久手合戦の歴史的意義
おわりに
主要参考文献一覧

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