“川合”と「里沼」

“川合”と「里沼」

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出版社
雄山閣
著者名
地方史研究協議会
価格
7,480円(本体6,800円+税)
発行年月
2024年10月
判型
A5
ISBN
9784639030041

本書は、地方史研究協議会第七三回(館林)大会の成果を、当日の公開講演・共通論題報告をもとにまとめたものである。大会の共通論題は「〝川合〟と「里沼」―利根川・渡良瀬川合流域の歴史像―」である。利根川・渡良瀬川二大河川に挟まれた地域を〝川合(かわあい)〟と呼称し、その水場景観「里沼(さとぬま)」の歴史像を実証的に明らかにしようとするものである。

水場環境の中で紡がれてきた歴史・文化・生業・生活
本書には公開講演二本、共通論題報告八本の論文を、「Ⅰ 拠点・領域認識の形成」、「Ⅱ 生業の諸相と産業発展」、「Ⅲ 環境変容と住民意識」の三部で構成し、それぞれを概ね時代順に配列した。
「Ⅰ」には、古代から中世までの開発を通じて形成された政治的拠点や交通の要衝となる渡河点など、近世期における開発によって形成された領域に係る地域住民の領域認識について追究された諸論文を掲載した。
「Ⅱ」には、渡良瀬川・利根川流域、「里沼」周辺で営まれる人間生活と生業に関する実相や、近代に入り地域の産業として発展していく過程についての諸論文を掲載した。
「Ⅲ」には、環境変化にともなう地域住民の運動や災害に向き合う住民意識の実態を追究された諸論文や、自然環境の改変と消失に関する歴史やこれからの文化財としての保全に関するあゆみと、現代の私たちに向けた「提言」ともなる公開講演を掲載した。(本書「刊行にあたって」より)



水場環境の中で紡がれてきた歴史・文化・生業・生活
本書には公開講演二本、共通論題報告八本の論文を、「Ⅰ 拠点・領域認識の形成」、「Ⅱ 生業の諸相と産業発展」、「Ⅲ 環境変容と住民意識」の三部で構成し、それぞれを概ね時代順に配列した。
「Ⅰ」には、古代から中世までの開発を通じて形成された政治的拠点や交通の要衝となる渡河点など、近世期における開発によって形成された領域に係る地域住民の領域認識について追究された諸論文を掲載した。「Ⅱ」には、渡良瀬川・利根川流域、「里沼」周辺で営まれる人間生活と生業に関する実相や、近代に入り地域の産業として発展していく過程についての諸論文を掲載した。「Ⅲ」には、環境変化にともなう地域住民の運動や災害に向き合う住民意識の実態を追究された諸論文や、自然環境の改変と消失に関する歴史やこれからの文化財としての保全に関するあゆみと、現代の私たちに向けた「提言」ともなる公開講演を掲載した。(本書「刊行にあたって」より)

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