生物の科学遺伝 Vol.78 No.6(2024 NOV.)

日本の淡水生カメ類の危機と外来種問題

生物の科学遺伝

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出版社
エヌ・ティー・エス
著者名
遺伝学普及会
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2024年11月
判型
B5
ISBN
9784860438692

特集:日本の淡水生カメ類の危機と外来種問題
日本にしか生息していないニホンイシガメは、たった2種のみである日本固有種のカメのうちの貴重な1つだが、複数の要因によって全国的に減少し、絶滅の危機に瀕している地域も増えていると推測されている。
一方で、2023年に外来生物法のいわゆる条件付特定外来生物に指定された北米原産のミシシッピアカミミガメや、特定外来生物のカミツキガメは、日本列島全体に広く分布が確認され定着地域が確実に増えてきており、さまざまな問題が顕在化してきている。
さらに近年では、クサガメの外来性や、ニホンイシガメとの遺伝的攪乱も問題になっている。
本特集では、日本の淡水生カメ類が直面している危機と外来種問題について取り上げ、特集を通して読者に在来種の保全への理解を深めてもらうべく、研究者たちが巻頭グラビア付きで紹介・解説する。
ほか特別寄稿「ザトウムシの染色体数の地理変異」や各連載も必見です(「日本列島の多様な淡水生物 その進化と保全」「実験観察の勘どころ」「高校生物・ワクワク宣言!!」「植物を集める!」「フォトコンテスト」)。

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