額田女王(ぬかたのおおきみ)を巡って争った大海人皇子(おおあまのみこ)と中大兄皇子(なかのおおえのみこ)の行く末とは。
信長、秀吉、家康が順番に天下人(トップスター)に就任した時代の流れとは?
タカラヅカで描かれてきた「忠臣蔵」の変遷とは。
本書の目的は『日本史を学ぶことで、タカラヅカの「日本物」の魅力をより深く味わおう!』というものです。
タカラヅカの「日本物」には、『多くを語らず、でも互いの心が痛いほどわかる愛の表現』『紆余曲折があっても決して揺らがない固い絆』『「チョンパ」「祭りの場面」などのオーケストラに合わせて大人数で踊る場面』…などなど独自の見どころと名作が多々存在します。
名作を通して日本史をひもとくことで、タカラヅカの「日本物」がもっと面白くなります。
高校日本史担当教諭の監修つき。高校レベルの日本史の勉強にもなる一冊です。
1914年に誕生した宝塚歌劇は、今では日本文化の一端となりました。
日本文化史にこれからもタカラヅカが彩りを添え続けてくれることを、心から願っています。
目次
序章 詳説日本史的 タカラヅカ入門
第一章 タカラヅカで学ぶ弥生・古墳時代
登場する作品:『邪馬台国の風』『月雲の皇子』など
第二章 タカラヅカで学ぶ飛鳥・奈良時代
登場する作品:『飛鳥夕映え』『あかねさす紫の花』など
第三章 タカラヅカで学ぶ平安時代
登場する作品:『阿弖流為〓ATERUI〓』『応天の門』など
第四章 タカラヅカで学ぶ鎌倉時代
登場する作品:『義経妖狐夢幻桜』など
第五章 タカラヅカで学ぶ室町時代
登場する作品:『桜嵐記』『更に狂はじ』『睡れる月』など
第六章 タカラヅカで学ぶ戦国・安土桃山時代
登場する作品:『NOBUNAGA<信長>-下天の夢-』『一夢庵風流記 前田慶次』など
第七章 タカラヅカで学ぶ江戸時代
登場する作品:『夢現無双』『柳生忍法帖』『元禄バロックロック』『星逢一夜』『心中・恋の大和路』など
第八章 タカラヅカで学ぶ幕末〓明治・大正・昭和
登場する作品:『桜華に舞え』『舞姫』『黎明の風』など
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