女たちの平安後期 紫式部から源平までの200年

中公新書

女たちの平安後期 紫式部から源平までの200年

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出版社
中央公論新社
著者名
榎村寛之
価格
1,144円(本体1,040円+税)
発行年月
2024年10月
判型
新書
ISBN
9784121028297

平安後期、天皇を超える絶対権力者として上皇が院制をしいた。また、院を支える中級貴族、源氏や平家などの軍事貴族、乳母たちも権力を持ちはじめ、権力の乱立が起こった。そして、院に権力を分けられた巨大な存在の女院が誕生する。彼女たちの莫大な財産は源平合戦の混乱のきっかけを作り、ついに武士の世へと時代が移って行く。紫式部が『源氏物語』の中で予言し、中宮彰子が行き着いた女院権力とは? 「女人入眼の日本国(政治の決定権は女にある)」とまで言わしめた、優雅でたくましい女性たちの謎が、いま明かされる。

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