環境修復のためのナノテクノロジー

環境修復のためのナノテクノロジー

出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます

出版社
エヌ・ティー・エス
著者名
矢木修身 , 大前奈月 , サブ・トーマス , メリン・サラ・トーマス , ラリー・A.ポーセン
価格
63,800円(本体58,000円+税)
発行年月
2024年10月
判型
B5
ISBN
9784860437428

◆ナノテクノロジーで地球を救う!ナノ材料を活用した環境修復の最前線、新たな分野“ナノレメディエーション(Nanoremediation)”の包括的な入門・解説書!
◆ナノ材料の環境毒性学や社会的影響など、持続可能な利用に向けた課題と展望も紹介!
◆環境保護に関心のある方や、従来よりも効果的な環境修復の方法を模索している方、ナノテクノロジーやナノ材料の実用的な応用を模索している・社会や環境に与える影響を知りたい方などに。

環境の汚染と劣化は現代世界が直面する最大の課題の一つであり、その評価や修復戦略等の対策は急務である。
その切り札に、科学の最先端「ナノテクノロジー」を活用した研究が進展している。
本書は、従来の物理的・化学的・生物学的な浄化プロセスをより確実で効果的にする環境修復手法の最新技術と応用について包括的に詳述、この新分野を徹底的に理解するための参考文献としても活用できる。
ナノ材料の科学と技術の基礎から始まり、土壌・水・大気の浄化におけるナノテクノロジーのモニタリング、環境保全、浄化、クリーンエネルギー等への具体的な応用例を紹介、各章ではナノ材料の特性やその環境修復への適用方法、最新の研究成果を取り上げる。
ほか微生物・植物・金属酸化物の有する有害物質分解、蓄積、不溶化・吸着機能等を組み込んだ革新的な材料の紹介など環境修復のための新しいアプローチの提案や、持続可能な利用に向けた課題も展望する。

【主な目次】
第1章 ナノ材料の科学と技術:はじめに
第2章 ナノレメディエーション:簡単な紹介
第3章 土壌修復浄化におけるナノテクノロジー
第4章 水処理のためのナノテクノロジー:有機・無機化合物の浄化における近年の進捗
第5章 大気汚染修復のためのナノテクノロジー
第6章 ナノ材料を用いるろ過
第7章 ナノ吸着剤による環境修復
第8章 重金属イオン6価クロムの可視光応答型光触媒分解
第9章 ファイトナノテクノロジーによる重金属と染料の浄化
第10章 表面機能化金ナノ粒子による環境修復
第11章 金属酸化物ナノ粒子による環境修復
第12章 機能化ナノ粒子による環境修復
第13章 デンドリマーによる環境修復
第14章 ナノ結晶による環境修復
第15章 酵素ナノ粒子による環境修復
第16章 ナノファイバーによる環境修復
第17章 バイオインスパイアードナノ複合体による医薬品汚染物質の浄化
第18章 ナノ材料とその薄膜による光触媒空気浄化
第19章 エアロゲルによる環境修復
第20章 ナノ材料の環境毒性学:進歩と課題
第21章 ナノ材料の社会的影響
第22章 バイオレメディエーションのためのナノ材料のLCA

*原書『Nanotechnology for Environmental Remediation』(Wiley‐VCH, 2022)

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top