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文部科学省が幼児期の遊びを通した学びと各教科等の学習とのつながりを徹底解説!
本書の概要
本書は幼児教育と小学校教育の接続について、幼児期の遊びを通した学びと小学校の各教科等の学習のつながりを見える化し、幼保小の相互理解を促進するための参考資料です。第1章「幼児教育と小学校教育」においては、それぞれの教育の特徴等を解説し、第2章「各教科等における学びのつながり」においては、幼児期の遊びを通した学びと各教科等の学習(小学校1年生で学習する全ての各教科等)とのつながり等を解説しています。
本書からわかること
1.幼児期と児童期の子供の発達や学びのつながり
一見すると異なるものに見える幼児教育と小学校教育。しかし、実は、子供たちに「育みたい資質・能力」や「主体的・対話的で深い学び」「個別最適な学び」と「協働的な学び」の考え方には連続性・一貫性があり、幼児期と児童期の子供の発達や学びはつながっています。本書では、子どもたちが幼児期に遊びを通してどのような学びを重ねているのか、小学校では幼児期の遊びを通した学びを踏まえてどのように教育活動を展開しているのかをビジュアルで紹介しています。
2.各教科等の専門家が提案する授業展開例
本書では「遊びを通した学び」と「小学校の各教科等における単元等」へのつながりについて、実際の授業展開例を紹介しています。国語、算数、生活、音楽、図画工作、体育、道徳、特別活動において、幼児期の遊びの例とともに、その遊びを通して育まれる各教科等につながる力を示します。単元に関連の深い10の姿や授業展開例も掲載されているので、指導に生かしやすい構成となっています。
3.「幼保小の架け橋プログラム」のさらなる推進を
「幼保小の架け橋プログラム」とは、「架け橋期」(5歳児から小学校1年生までの2年間)の教育の充実を図るため、幼保小の先生はもとより、保護者や地域住民等の子供に関わる大人が立場の違いを越えて自分事として連携・協働し、子供一人一人の多様性に配慮した上で、全ての子供に学びや生活の基盤を育むことを目指す取組です。
子供たちをかけがえのない存在として捉え、一人一人のよりよい成長を願うというそれぞれの先生方の気持ちは、幼児教育に携わる先生、小学校の先生きっと同じなのではないでしょうか。現在、地方自治体や園・小学校において「幼保小の架け橋プログラム」に取り組むことが期待される中、施設類型や学校種などを越えて、子供たちの学びをつなげていくために、関係者の皆様に本書を是非ご活用ください。
こんな先生におすすめ
・幼児教育と小学校教育の接続について学びたい先生
・小学校1年生の各教科において、どのように遊びを通した学びを展開するかを学びたい先生
・幼児期の終わりまでに育ってほしい姿が、小学校でどのようにつながっているかを知りたい先生
・幼稚園教諭、保育士、小学校教諭(生活科)、管理職
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