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失踪する父を被写体とした2016年刊行の写真集『fater』、伯母・静江さんとの関係に光を当てた2023年刊行の写真集『長い間』を経て、自身を被写体にしつつ、爆心地・長崎の地と信仰を主題とする写真集『祈り/長崎』が、書肆九十九(主宰:小田原のどか)より刊行されます。金川によるふたつの文章と、新木武志(歴史学、長崎原爆の戦後史をのこす会)、小田原のどか(彫刻家、評論家)による論考を収録。「信仰」は、「長崎」は、いかに写真におさめうるのか──。2016年から続いた長崎での撮影と、かような問いが、一冊の写真集になりました。
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「自分は宗教的なものから遠いところにいて、 神を信じるということがよくわからないからこそ信仰に関心をもったつもりでいた」 (本書所収:金川晋吾「私はいかにしてキリスト信徒になったか 祈りについて」より)
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