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祖父の歩みから、「日本」が見えるー。
明治時代、蝦夷地が「北海道」と名を改めると、未開地開発のために必要な働き手として政府は日本各地から人々を募集し移住を推進した。
しかしその一方で、中にはそのような移住の呼びかけに応じたわけではなく、フロンティア精神を支えに一念発起し、単身で北海道に渡った人物もいたのである。
なぜ祖父は20歳前後という若さで当時未開の地であった北海道を目指したのか。
どのようにして長野県の一寒村から北海道最北端の地・稚内にたどりついたのか。
そしてそこで彼は何を思い、どのような生を全うしたのだろうか…。
当時の社会的背景などを参考にしながら、今は亡き祖父の生きた軌跡をたどるとともに、現代の日本にとって重要なテーマである地方と移住の問題についても検討する。
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