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老いの日常のかけら。亡き母の声。痩せた鎖骨に、魂の宿りする窪みがあった。古屋敷には、大きな欅と銀杏があり、青大将が棲んでいた。祖父を思う。五代前の父祖の直筆の歌に出会う。かくり世の詩人たちのもとへ。昏く、深遠な場所から、不意に、親しかった友がよみがえる。来歴の跡は消えて、ただ響きや音色をたどる。夢の渚をさすらう、はぐれ族の姿に、眼を凝らさずにはいられない。(赤坂憲雄氏)
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