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20年以上活用され続けている全ての特許実務者が座右の書とすべき一冊
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本改訂版においては、AI を用いて新たな材料の発見・開発に寄与するマテリアル・インフォマティクス技術の明細書・請求項はいかにして記載したらよいのか、この分野に強い弁理士が中心になって記載しました。また、生物関連発明を得意とする新進気鋭の弁理士が著者として参画し、生物関連発明の明細書の記載につき充実させました。さらに、単に特許権を取るだけでは満足せず、いかにして権利行使し得る特許を獲得すべきか、という観点から、侵害立証容易な請求項をいかにして記載したらよいのかを記載しました。加えて知財経験が浅い方がなるべく早くに立ち上がれるよう、発明者との面談での留意事項についての記載を充実させ、また、判決例の紹介についても見直しを行い、更に充実を図りました。本書は、序論から始まって最後の章の権利行使まで読み終えた後、また、初めに立ち返って読んでいただければ、サブタイトルである「より強い特許権の取得と活用のために」明細書をどのように書くべきかが初めて御理解いただける構成になっています。
◎主要目次
第Ⅰ章 序 論
1 .我が国の特許制度
2 .特許を受けることができる発明
3 .特許明細書
4 .先願主義
5 .弁理士
第Ⅱ章 特許明細書作成の前段階 -発明の発掘、提案、調査等-
1 .出願人(企業)サイド
2 .代理人サイド
第Ⅲ章 特許明細書作成
1 .特許明細書の法的な記載要件
2 .明細書等の書き方
3 .特定技術分野別の明細書等の書き方
4 .PCT 出願を含む外国出願への対応
第Ⅳ章 通常特許出願以外の出願
1 .国内優先権主張出願
2 .分割出願
3 .意匠への出願変更
第Ⅴ章 明細書等の記載に関する判決例
1 .明細書等の記載事項の意義
2 .明細書等の記載事項の要件
3 .明細書等の記載事項の解釈
4 .数値限定の記載と解釈
5 .「発明該当性」と「産業上の利用可能性」の判断
第Ⅵ章 権利行使に関する判決例
1 .特許権及び特許発明の技術的範囲
2 .特許発明の技術的範囲の確定
3 .権利行使における特許明細書の役割
4 .特許請求の範囲の解釈における判断資料
5 .特許請求の範囲に記載された必要以上の限定
6 .数値限定のある特許請求の範囲の権利解釈
7 .機能的に記載された特許請求の範囲の権利解釈
8 .均等論
9 .間接侵害
10.無効理由が存在する場合
11.属地主義の原則
12.注目すべき判決
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