寄生生物の果てしなき進化

草思社文庫

寄生生物の果てしなき進化

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出版社
草思社
著者名
トゥオマス・アイヴェロ , セルボ貴子 , 倉持利明
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2024年10月
判型
文庫
ISBN
9784794227454

サナダムシ、コロナウイルス、HPV、エキノコックス、マダニ……
他の生物を搾取して生きる寄生生物たちは、どこで誕生し、
どのように進化し、今日まで生きてきたのか。
また人類は、どこで彼らに出会い、その拡大に影響を与えてきたのか。
その先に、人間や動物と寄生生物が共存する未来はあるのか。
北欧の気鋭の生物学者が、進化生物学の観点に人類史を交えて、
ウイルス学、細菌学、寄生虫学の垣根を越え、
寄生生物の壮大な進化の旅を描き出す。
解説:倉持利明(目黒寄生虫館 館長)

<目次より>
序章 感染症とパラサイトについての進化生物学者の見解
Ⅰ なぜ感染症があるのか
Ⅱ どこから感染症はやってくるのか
Ⅲ なぜ人間はこれほど多くの感染症を持つのか
Ⅳ なぜ危険な感染症とそうでないものがあるのか
Ⅴ いかに感染症から逃れるか
Ⅵ なぜ特定の感染症は撲滅できないのか
Ⅶ なぜ新たな感染症は次から次に生まれるのか
Ⅷ 環境はどのように感染症拡大に影響するのか
Ⅸ コロナウイルス大流行が世界を大混乱に陥れた
Ⅹ 人間は感染症なしに存在しうるのか

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