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3歳で「自閉的傾向のある発達遅滞」と診断された池田侑生さん(33歳)は、自らの資金と思いをもとに家を建てた。「一人暮らしをすることが僕の自立の道」と語り出した背景や本人の決断を後押しする家族の姿を本人や関係者の言葉で丁寧に綴り、障害者の自立の一つの形を示す。
著者の池田侑生さんは、3歳のときに「自閉傾向のある発達遅滞」と診断を受けました。その侑生さんが高校を卒業する少し前に、「20歳になったら、僕の働くところの近くにアパートを借りて自立します」と宣言したところから、この本は始まります。
母の信子さんは侑生さんが生後数か月のころから「何かが違う」と感じ、健診のたびにその違和感を訴えましたが、「様子見」と言われることが多かったそうです。そこから診断にたどり着いた経緯、その後の学校生活と家庭での暮らし、冒頭の宣言、就職、そして25歳のときの「家を建てる」という決心、その後の暮らしを、信子さん、兄の晃汰さん、侑生さんにかかわってきた方々のコラムで丁寧に綴ります。
【目次】
はじめに
第1章 僕が家を建てた理由
第2章 働くことと自立
第3章 進路・選択 僕が歩んだ人生
第4章 家族のかかわり 家族に無条件に認められること
第5章 家を建てた後のこと 生き続けるために
読者が知りたいQ&A 家を建てるお金はどうやって準備しましたか? など
おわりに
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