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ここには怪異と幻想と悪魔の世界が
なまなましく息づいている。
ジョゼフ・ムニャイニのカラー口絵1葉と挿絵12葉を収録
新訳で贈る全19編
ポオの衣鉢(いはつ)をつぐ幻想文学の第一人者にしてSFの叙情詩人と謳(うた)われた名匠ブラッドベリ。本書は幻の第1短編集『闇のカーニヴァル』から15編を選び、新たに4つの作品を加えた珠玉の短編集である。その後のSF、ファンタジーを中心とした作品と異なり、ここには怪異と幻想と夢魔の世界がなまなましく息づいている。ジョゼフ・ムニャイニのカラー口絵1葉と挿絵12葉を収めた。序文=レイ・ブラッドベリ/訳者あとがき=中村融
■目次
「序文 どうせ死ぬなら、わが声が絶えたあと」
「こびと」
「つぎの番」
「アンリ・マチスのポーカー・チップの目」
「骨」
「壜(びん)」
「みずうみ」
「使者」
「熱気のうちで」
「小さな暗殺者」
「群集」
「びっくり箱」
「大鎌(おおがま)」
「アイナーおじさん」
「風」
「二階の下宿人」
「ある老女の話」
「下水道」
「集会」
「ダドリー・ストーンのふしぎな死」
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