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古代から今日に至るまで、中央構造線沿いには豊かな自然と風景が形成されている。
そこには、信仰の拠り所なる多くの神社があり、社殿を持たない山や石を神体とする神社も多い。
さらに歴史を遡ると、縄文時代の人々の営みに端を発することが見て取れる。
自然と風景、人々の営みと信仰が一体となり、日本固有の文化を形成している。
本書では、日本独特の文化形成を視覚言語という観点から捉え、写真と文章で綴っていく。
また、視覚文化の形成に重要な要素となる視覚言語として、アイコンについて解説を行なっている。
文字を持たなかった古代において、アイコンによる信仰の共有と継承について述べていく。
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