化学生態学

化学生態学

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出版社
朝倉書店
著者名
中牟田潔 , 北條賢 , 森直樹 , 井上貴斗 , 野村昌史
価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2024年10月
判型
A5
ISBN
9784254420494

動物の化学物質によるコミュニケーション,いわゆる「フェロモン」の解説書
昆虫のフェロモンが主だが,ヘビ・カエル,哺乳類などもあり

【主な目次】
1.化学生態学とは 〔中牟田 潔〕
2.セミオケミカル 〔中牟田 潔〕
 2.1 フェロモン
 2.2 アレロケミカル
3.植食性昆虫の寄主選択 〔手林慎一〕
 3.1 植食性昆虫はどのように寄主植物を選ぶのか?
 3.2 寄主選択を促進する化学因子
 3.3 寄主選択を阻害する物質
 3.4 様々な寄主選択
 3.5 植食性昆虫と植物の共進化
4.ケミカルシグナルを介した植物-植食者-天敵の相互作用 〔野下浩二〕
 4.1 植物の防御戦略(恒常的防御と誘導的防御)
 4.2 植物における昆虫食害の認識とその伝達
 4.3 植食性昆虫の食害で誘導される揮発性物質 HIPVs とその生態学的役割
5.社会性昆虫のケミカルコミュニケーション 〔北條 賢〕
 5.1 分業と社会組織化
 5.2 集団行動とフェロモンコミュニケーション
 5.3 体表炭化水素
 5.4 分業とフェロモンコミュニケーション
 5.5 栄養交換
 5.6 種間共生
 5.7 展望:社会性昆虫の化学生態学
6.脊椎動物の防御物質を巡るケミカルエコロジー 〔井上貴斗・森哲・森直樹〕
 6.1 はじめに〓毒を巡るはなし〓
 6.2 ヤドクガエル(両生類)のエサ由来毒素・アルカロイド
 6.3 コモンガータースネークの毒素・テトロドトキシン(TTX)類
 6.4 ヤマカガシの毒素・ブファジエノライド(bufadienolide)類
 6.5 鳥類のエサ由来毒素・バトラコトキシン(BTX)類
 6.6 おわりに
7.ほ乳類の性フェロモン 〔中牟田 潔〕
8.ケミカルコミュニケーションの操作による害虫被害制御
 8.1 性フェロモンの利用 〔望月文昭〕
 8.2 寄主選択物質を利用した害虫防除 〔手林慎一〕
 8.3 プッシュ〓プル法 〔野下浩二〕
 8.4 天敵の誘引 〔中牟田 潔〕
索引

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