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高校で国語の教員として長年勤めてきた著者が、古典文学の教材として『歎異抄』に出会い、鎌倉時代においてすでに人間の本質を鋭く見抜いていた親鸞の「人間観察」に強く惹かれ、古典文学の枠を超えた『歎異抄』の魅力を伝える。
【目次】
はじめに
1 親鸞とその時代
2 親鸞聖人の教えを正しく伝えたい(序文)
3 すべての人を即座に救う阿弥陀さま(第一条)
4 極楽か地獄かは私の知るところではない(第二条)
5 煩悩まみれを自覚した悪人こそ救われる(第三条)
6 人間の慈悲には限界がある(第四条)
7 父母の供養のための念仏はしない(第五条)
8 師と仰ぐ人はいるが弟子は一人も持っていない(第六条)
9 念仏の道は安心安全に開かれている(第七条)
10 念仏は阿弥陀仏の喚び声(第八条)
11 煩悩があるからこそ救われる(第九条)
12 他力とは「はからわないこと」である(第十条)
13 唯円による異義嘆の数々(第十一条~第十八条)
14 念仏こそ浄土往生への正しい道である(後序)
あとがき
参考文献
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