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【書籍の内容】
今後のマルチメディア学,マルチメディアシステム技術を担う人材を育成するには,その重要な要素技術群の基礎を広くしっかりと習得することが望まれる。また,この20年の間,マルチメディアシステムではパーソナル化が大きく進展した。これらを意識し,本書は次のような構成を取っている。
(1) 聴覚,音声,視覚などの人間要因とその定量化手法
(2) 現在のディジタル技術の理解に有用なアナログ技術
(3) 信号のディジタル化の基礎,CDにおける音信号ディジタル表現技術
(4) 音響信号処理,画像信号処理の両者で比較的似通った技術要素が用いられる情報圧縮信号処理技術
(5) 人間と機械のインタラクションを支えるインタフェースとVR技術
【書籍の特徴】
アナログ技術については,現在のディジタル技術との関連を重視し,実用システムに用いられる基本技術には革命的な変転は起こりにくいことも意識し,必要な基礎的技術についてはしっかり記述する。
さらにディジタル技術をなるべく系統的に述べ,抽象論に陥らないために要素技術の項目ごとに,標準化された技術による実際のシステムの例を示す。また視野の広い理解を狙い,個々の技術について,まず音響信号,続いて画像信号への応用を述べて比較する。
また,教科書に必須の演習問題はレポート課題の形式とし,本書の範囲をやや超える課題を設定することにより,さらに進んだ技術探求の指針とすることとした。そのため,参考文献としては,論文の類よりは比較的参照しやすい書籍を優先して取り上げるようにした。
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