Pythonで学ぶ暗号理論

Pythonで学ぶ暗号理論

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出版社
コロナ社
著者名
神永正博 , 吉川英機
価格
3,850円(本体3,500円+税)
発行年月
2024年10月
判型
B5
ISBN
9784339029468

本書は、暗号理論を専門的に学ぶ大学生、大学院生、技術者向けの教科書です。暗号技術の理論と実践を網羅的に学べる内容となっており、WiFiやインターネットショッピング、ICカード、携帯電話のSIMカード、SNSでの暗号通信、そしてブロックチェーンなど、現代生活に欠かせない技術を深く理解するための一冊です。

本書の大きな特徴は、以下の3つのシミュレーションや実装が含まれている点です。

1. ブロック暗号に対する差分解読法、線形解読法のシミュレーション
2. ハッシュ関数の衝突のシミュレーション
3. 楕円曲線暗号の実装とそのために必要な数学の解説

暗号の説明とPythonのコードを提供する書籍は他にもありますが、上記の内容は他の和書には見られないものです。本書は、理論の学習だけでは得られない実践的な理解を深めるために最適です。共通鍵暗号、ハッシュ関数、RSA暗号、ラビン暗号、楕円曲線暗号の詳細な解説とともに、これらのシミュレーションや実装を体験できるPythonプログラムを提供しています。Pythonを用いることで、実際にプログラムを動かしながら暗号の仕組みを楽しく学び、理論の理解をより一層深めることができます。

暗号理論は情報セキュリティ技術の中核を成し、特に重要な領域です。暗号理論と実践をバランスよく学び、現代の情報セキュリティ分野で活躍するための確固たる基礎を築くために、ぜひ本書をご活用ください。

【主要目次】
1.共通鍵暗号/2.ブロック暗号の基礎/3.現代のブロック暗号と暗号利用モード/4.ブロック暗号に対する差分解読法・線形解読法/5.ハッシュ関数とメッセージ認証子/6.ハッシュ関数の衝突シミュレーション/7.RSA暗号とRSA電子署名/8.RSA暗号の実装アルゴリズム/9.素数生成/10.RSA暗号に対する攻撃/11.平方剰余とラビン暗号/12.楕円曲線と楕円曲線上の離散対数問題/13.楕円曲線の暗号への応用

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