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1872(明治5)年創業、湘南に残された最後の蔵元「熊澤酒造」は、JR茅ヶ崎駅から北へ2駅め・香川駅から徒歩7分ほど、かつては田んぼのなかにある地元密着の小さな酒蔵だった。1994年、廃業寸前の酒蔵を引き継いだのが、大学卒業後、アメリカ放浪中に呼び戻された創業家の長男、現6代目の熊澤茂吉、弱冠24歳の若造だった。それから30年――。中庭には四季折々の木々や草花が芽吹き、野菜マーケットに常連が集まり、オープンテラスやレストランでは、老いも若きもおいしい食事とおしゃべりに興じて、つい時間を忘れてしまう。木漏れ日がきらめき、木の葉が風がそよぐ。つい背を伸ばし、深呼吸したくなる。よっぱらいは日本を豊かにする(社是)--。ここは、自由を愛する愉快な人たちが集う、湘南に生まれた、奇跡の楽園。熊澤酒造の四季折々の魅力を、写真と文章で綴った完全保存版。
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