鳥・仙人の巻
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〈絵解きから先人の訓(おしえ)、人生の基(もとい)を学ぶ。〉
〈江戸絵皿の絵の意味を絵手本から探る絵解き本、『北斎時代の「絵手本」で「絵皿」を解く』の第2巻〉
江戸時代に焼かれた江戸絵皿には単なるモチーフを超えた絵が描かれており、その意味や物語を探る「絵解き」は皿を手にした人々の娯楽の一つだったのです。
そして当時の人たちはその意味を知り、生きる上での大切な古人の知識や教え、人生の基を学びました。本書は、著者がコレクションする江戸後期を中心とした絵皿を、同時代を生きた北斎を中心とした絵師たちの絵手本(絵本の一種・手本の描かれた書)と比べながら絵解きし、その絵の由来や故事などを解説します。
見開きで絵皿と絵手本を大きく見せ、絵皿に込められた意味を、著者が現代の人たちに伝えたい想いとともにやさしく述べています。江戸時代の絵解き文化を感じることができる一冊。
第1巻「花・七福神の巻」は2024年3月に刊行。第2巻は「鳥」「仙人」をテーマにした絵皿を収録。全3巻刊行予定。
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