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アーティスト・嶌村吉祥丸
10年間の記録から編まれた初の作品集
アーティスト・写真家としての領域に留まることなく、分野を越境し、さまざまな表現者と協働することで、東京・same galleyや京都・koenのディレクターとして企画・キュレーションを行うほか、「ラーメン吉祥丸」やフレグランスブランド「kibn」をプロデュース。写真を通じて人やもの、世界と対話するように活動を続ける嶌村吉祥丸。
初の写真集となる『what is good?』は、嶌村が過去10年間のキャリアの中で東京、パリ、ベルリン、モスクワ、ラオス、ニューヨーク、ポートランドなど世界各地を巡るなか「“good”とはなにか」という問いへ向き合うことから選ばれた約200点を収録。
――なぜわたしは、写真を撮るのだろうか。
わたしにとって写真は、
人やこの世界と対話するためのことば。
写真は、呼吸をすること。
正直、なぜその瞬間を撮ったのか、
説明ができないことや覚えてないことすらある。
しかしどの瞬間もきっと
わたしにとって“good”だったと思う。
それは絶対的でもあり、相対的でもある。
それは普遍的でもあり、個人的でもある。
――嶌村吉祥丸の言葉より抜粋
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